「持ち家」と「賃貸」はどっちがお得!?

みなさんは「持ち家派」ですか?「賃貸派」ですか?

 

僕は普段、職場の上司や先輩から「早く結婚しないと家を建てられなくなるぞ」、「住宅ローン(フラット35)が組めなくなるぞ」とか訳の分からないプレッシャーをかけられます。汗
「結婚したら家を建てるのが当然で、マイホームを持たない奴は負け組」みたいな考えを持っている人がまわりに多いので、本当に困っています。

 

ちなみに僕は「賃貸派」です。

 

世間の常識?に縛られたくない反発心もありますが、ちゃんとした理由はあります!

それは、①人生的にフレキシビリティがあること、②経済的にお得であることの2つが非常に大きいです。

では、具体的に話したいと思います。(あくまで僕の価値観ですので、ご了承願います)

本記事の内容

人生的にフレキシビリティがあること

みなさんは自由度の高い人生を送りたいですか?

社会経済情勢の変化が激しい中、今後は自身の選択肢も増えていくと思います。過去の常識に縛られないで、自由度の高い人生を送るためには、状況に応じて自身の人生(習慣)を迅速かつ効果的に見直していく必要性はさらに高まっていくと思います。

ここで大切なのが次の2つの視点です。

仕事を自由に選べるか

持ち家の場合は「ローンのリスク」が自由度を制限します。

ローン返済のための現在の収入を今後35年~40年にわたり維持していくことが前提です。なので、先行きに不安を少しでも感じてしまうと転職の大きな足かせになります。要するに人生にチャレンジができなくなり、より保守的になってしまうのです。

一方、賃貸は「ローンのリスク」がないため、自分の気持ち次第で転職が自由にできます。また、収入が減ったとしてもそれに応じて生活レベルを調整できるので、いざという時のフレキシビリティが効くのです。

住む場所を自由に選べるか

買った瞬間に新築の値段は下がります。だいたい3~4割が一般的です。つまり、持ち家は買った瞬間に債務超過になってしまうのです。

住み替えをしたくても、持ち家を売るときに発生する債務超過分を自分のポケットマネーから返済しなければならないのです。そのため、住み替えの自由は制限されるし、転勤の足かせにもなるでしょう。

僕が非常に大切にしているのが「移動の自由」です。僕には、一度しかない人生でより多くの場所で生活を送りながら刺激を受け続けたいという強い欲求があります。もちろん海外を拠点にすることも視野に入れています。

同じような価値観をお持ちの方は、賃貸の方がフレキシビリティがあり、より自由度の高い人生を送ることができるのではないでしょうか。

経済的にお得であること

例)

・新築4000万円

・頭金500万円

・ローン3500万円(35年、1.5%)

上記条件で購入した場合、元利金は35年間で約4500万円支払うことになります。また、固定資産税などの維持管理費の負担もありますから、これらは35年間で約1500万円くらいになります。そのため、合計で6500万円(頭金500万円+元利金4500万円+維持管理費1500万円)の負担となるのです。

なお、持ち家は、人口密集地で需要が豊富な都心でない限り、35年後には約40%くらいの価値になってしまうことが一般的です。上記例でいえば、1600万円くらいの価値になってしまいます。その場合、実質的に4900万円(6500万円ー1600万円)の負担となります。

これを賃貸に置き換えると、月11万6000円(4900万円÷35年【420カ月】)の家賃を払うことと同じになります。うーん、ちょっと高いですね。

それでも、「35年後には1600万円の資産が残るから、持ち家の方が有利だ!」と考える方もいますが、頭金500万円を35年間、2%以上で運用すれば、1600万円以上の金融資産を構築することはできます。

もちろん、日本には2%以上(元本保証)の金融商品はなかなか見当たらないので、円の信用リスクを踏まえたUSドル建ての運用が堅いでしょう。実際に僕は3%でUSドルを運用しています。

また、ローンを活用して不動産投資を行えば、さらに大きな資産を構築することも可能です。↓ ↓ ↓

 

koumuin-sisanka.hatenablog.jp

 

 

以上ななります。

 

もちろん「自由度の高い人生」、「経済合理性」に対する考え方は人によって異なるので、持ち家と賃貸のどちらがお得かは一概に判断できません。

しかし、僕と同じ考え方を持っているのであれば、賃貸を選択したほうがお得だと思います。