不動産投資は人生の敗北を防ぐための必要な手段である

日本経済新聞:「マンション投資の勘所」】

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66954720T01C20A2PPM000/

 

昨日の日本経済新聞朝刊に投資用マンションの特集について、マネーのまなびコーナーに大きく取り上げられていました。

 

日本経済新聞といえば、株式や債券などの金融資産の情報は豊富ですが、不動産のような実物資産への投資を大きく取り上げることはあまりなかったことを記憶しているので、僕自身とても驚きました。

 

この記事を読んで、僕が改めて感じたことは

「今後の日本において、お金でお金を増やすのはナンセンスだ」ということです。

 

日本の財政赤字のGDP比率は先進国の中では最悪の水準であり、1000兆円を超える債務残高は現在も膨張し続けています。

少子高齢化、人口減少といった構造的な問題を抱える日本において、増税や歳出削減による出口戦略はムリゲーであることは周知の事実です。

 

なので残された道は、1つしかありません!

それは、「日本をインフレにすること」です。

インフレになると物価は上がり、お金(円)の価値は下がります。

その場合、次のようなことが起こります。

①持っている預貯金の価値が下がる

②給料が上がる

③年金は下がる

④借金(ローン)の価値は下がる

 

仮に物価が2倍になった場合にどうなるでしょう。

 

①について、物価が2倍になると、預貯金の額は実質的に半分になってしまいます。

 

②について、給料は物価に応じて当然上がります。しかし、物価と同じ又はそれ以上の上昇率にはならないため、決して豊かになるわけではありません。

 

③について、マクロ経済スライド(※)が適用される関係で、相対的に年金支給額が下がります。

マクロ経済スライド

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/kyotsu/kaitei/20150401-02.html

 

④について、物価が2倍になっても借金(ローン)の額は変わりませんから、実質的な借金は半分になります。

 

ここで注目してほしいのが、④についてです。

日本政府は、④である「インフレによる借金の帳消し」をいつか必ず実行しなければならないと思います。

当然、帳消しにしなければならない借金が大きければ大きいほど、インフレ率も大きくなります。考えると恐ろしくなります。

 

そんな中、現時点でタンス預金、預貯金、個人年金保険(定額保険)に依存している人は、非常に危険であることは言うまでもありません。

 

そこで、僕たちがやらなければならないことは、「お金をモノに変えること」です。

将来的に価値が無くなるお金(円)を持っていても意味ないし、今あるお金(円)からお金(円)を増やしていくことは、ナンセンスなことです。

 

「モノ」といえば、金、ダイヤ、絵画などがイメージされますが、一番堅実な「モノ」は不動産です。

※過去ブログ

koumuin-sisanka.hatenablog.jp

 

人生の不安を無くし、安定した人生を歩むために必要なのことは、「自身で働いてお金を増やすこと」だけではなく、「お金に働いてもらうこと」です。

特に、不動産投資から安定収入を得る仕組みを今から構築すれば、将来インフレに左右される給料や年金をあてにする必要はないのです。

日本経済新聞もそのことを伝えたかったのではないでしょうか・・・笑

 

特に、社会的信用のある公務員やサラリーマンについては、金融機関ローンを活用することが可能であるため、「レバレッジ効果」と「インフレによる果実(借金額の目減り)」を享受できる最大のチャンスと考えるべきだと思います。

 ※過去ブログ

koumuin-sisanka.hatenablog.jp