堅実に稼げる!!サラリーマンの投資戦略

コロナ禍の影響で外出自粛を余儀なくさる中、時間の増えた人たち(特にサラリーマン)が資産運用に興味を持ち始め、ネット証券の新規口座開設数は急増しているそうですね。

 

それでも、どうやって資産運用すればいいの?何から始めればいいの?などの悩みや疑問を持っている人は多いと思います。

 

そこで今回は、公務員である僕が実施している「堅実に資産を増やすための投資戦略」について、今後の経済情勢を踏まえて話したいと思います。

 

①2021年の世界経済はどうなるのか

言うまでもなく、引き続きコロナの行方が全てを左右すると思います。

昨年末に大量のワクチンが世界中で承認されましたので、今年の上半期にはワクチンが普及するでしょう。

それに伴って経済の回復期待も高まりますので、企業の具体的な業績回復は今年の後半まで持ち越されると思います。

 

コロナが原因で、昨年3月に世界の株式市場が歴史的に稀ににみる大暴落をして、その後、わずか数か月で歴史的に稀にみるV字回復をしました。

実態経済は低迷しているのに、株価が上昇するという異常な現象(資産バブル)がみられたわけですが、これは歴史的に過去最大の金融緩和政策が世界中で実施されたからです。まさに「ヤバイ薬を買ってドーピングする」行為が世界的に実施されたわけです。

 

この先、どうなるか不透明ですが、専門家の間では「2021年は引き続きこの資産バブル状態が続く」と言われています。

また、世界経済はアメリカ主導で動いていますので、引き続きアメリカの動向が世界の大きな流れを作っていくのは間違いないと思います。

1月20日からバイデン政権が発足しますが、議会はねじれる公算が大きいので、バイデン氏が公約として掲げていた法人税増税などは実現できなくなる可能性が大きいです。なので、FRBの金融緩和政策が継続されることになり、これがさらに株価を押し上げる要因になっていくでしょう。

 

日本経済も同じで、企業業績は低迷しつつも、今年も金融緩和の影響で平成バブル崩壊以来の日経平均3万円を超える局面は十分あり得ると思います。

ま、日本の場合は、金融引き締めを行うと日銀が債務超過に陥り、円暴落を招くことになるため、金融緩和を継続せざるを得ない状況なんですが・・・。

※詳しく知りたい方は、こちらの書籍を一読することをオススメします。

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このような前提に立った場合、1番のリスクになることは、現金しか持っていないことです。正直、これは金融リテラシーが低いです、と言いたいところです。

 

金融緩和をするということは、通貨の供給量が増えるということで、通貨の供給量が増えれば、通貨の価値そのものが毀損していくことになります。

例えば、今のほぼ0%の金利で貯金していても、インフレ率が2%になれば、100万円の価値はざっくり98万円になってしまうのです。

そのため、預金だけではインフレ率に応じて現金が減ってしまうことになるのです。

 

今年も各国の政府が金融緩和を続けると言っている以上、預金以外の資産に現金を移さないと、資産を守ることすらできなくなってしまうのです。

なので、現金しか持っていない人は、今からでも自分のポートフォリオを株と不動産にバランスよく分散することをオススメします。

株式投資戦略

上記のとおり、今年も実態経済との乖離は続きますが、金融緩和の影響で株式市場の好調は継続すると予想されています。

しかし、これはあくまで資産バブルですので、いつどうなるか分かりません。

そのような状況で、短期トレードで儲けようと考えている人、中でも時間的制約を受けるサラリーマンにとっては、ハイリスクな選択であり、結果的に自分の資産を失ってしまう可能性が大きいです。

 

なので、リスクを最小限に抑え、堅実に資産を構築していくためには、インデックスファンドによる長期積立投資が王道であると僕は考えています。実際、僕は全世界株式のインデックスファンドに毎月一定額を積み立てています。

 

当面は世界の株式は比較的堅調に推移していくことが予想されるので、積立投資であれば、10年スパンで考えた場合に短期の増減があったとしてもパフォーマンスはプラスになると考えています。

投資初心者のサラリーマンなどは、インデックスファンドに毎月一定額を投資していくのがオススメです!

 ③不動産投資戦略

過去ブログで何回も言っていますが、不動産投資については物件、エリア、管理業者の選定が成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。特に投資初心者は「都心・中古・ワンルームマンション」に投資すれば、リスクを最小限に抑えることは可能です。

koumuin-sisanka.hatenablog.jp

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 コロナ禍により、東京の中心部から郊外に移動する人が増え、不動産価格は下落すると言われました。しかし、今までのところ都心ワンルームマンションの販売価格は下がっていません。

考えられる要因としては、

・金融機関が担保物件として高く評価してるため、融資可能額が下がらない。

・需要が堅調であるため、家賃は下がらない。

などがあります。

 

実際に金融商品だけではなく、投資用不動産にも興味を持つ人が増えており、僕のまわりに不動産投資を始めている人もいます。

なお、基本的に不動産投資は、ローンを利用して長期保有することが前提ですので、できるだけ早く始めたほうが効果的です。

しかし、何も勉強しないで始めることは危険です。不動産は大きな買い物ですので、一度の失敗が取返しのつかないことになってしまう可能性が大きいです。

まずは、基礎知識を習得することが大切です。必要最低限の基礎知識であれば、僕の過去ブログを読んでいただければ習得できますので、時間があるときに目を通していただければ幸いです。

 

 

以上となります。

 

☆☆まとめ☆☆

 ・2021年は金融緩和によって引き続き株価は堅調である

株式投資はインデックスファンドの積立投資をメインとして組み立てること

・不動産投資は都心・中古・ワンルームマンションに投資し、できるだけ早く始めるこ と。なお、不動産は大きな買い物なので、必要最低限の基礎知識を習得してからチャレンジすることが大切である